自己責任論

イラクから自衛隊の即時撤退を訴える市民団体「ワールド・ピース・ナウ」が22日、東京都内で記者会見を開き、政府がイラク人質事件で解放された5人の「自己責任」を指摘していることについて、出席した非政府組織(NGO)関係者やジャーナリストが「筋違いだ」と批判した。

いつかはこんなのがでてくると思った。

イラクで医療支援などに取り組む相沢恭行・ピース・オン代表は「人質事件の背景には米軍の占領と、それを支持する日本政府の対応がある。5人の自己責任を言うのなら、政府の責任は問われないのか」と発言。

政府の責任とは具体的にどういうものなのか?

バグダッドにメンバーを派遣しているフリーのジャーナリスト集団「アジアプレス」の野中章弘代表は「戦場取材でリスクは避けようがなく、軽率という批判は当たらない。邦人保護対策を何もしない政府が自己責任を言うのは筋が違う」と訴えた。(共同通信

国の避難勧告を無視しておきながら、何か起きたら「助けろ」ということのほうがよっぽど筋違い。