LEXUSに行ってみる

GS450h

最近、我が家にてレクサスの話題がでているので、昨日、外出ついでにM蔵U和駅近くのレクサスへ行ってみた。


レクサスにまつわる話をいろいろとリサーチした上で、私たちに対する接客はおそらく、

  • いらっしゃいませ、のあとは放置
  • パンフレットを渡されて「お持ち帰りください」


のどちらかであろうと予想しつつ、一度素通りして店内の様子を伺う。客はいない。カウンターに女性店員がいる。店の前まできておきながら、恥かくかもとか、着ている服がとか、今更行く行かないで数分思い悩み、結局思い切って突入することに。(着ていった服は、某氏はTシャツに綿パン、私はベージュと赤のシャツにジーンズスカートという、近所のスーパーにでも行くような格好だった。)
すると、入り口(上の方)になにやらセンサーのようなものが。なんでも、「誰か(オーナー?)」の来訪を検知するしくみらしい。とりあえず店の奥の駐車場に車を止め、店玄関へ移動する。玄関の隣には、納車式を行う(らしい)ゲートが。下には若干花びらが落ちている。

参考記事 : http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/person/epoch/050907_lexus3/index1.html

店の中にはいると、さっきみた女性店員がカウンターで「いらっしゃいませ」とお辞儀つきでお出迎え。
某氏が、
「ハイブリッド(GS450h)に興味があってきたんですけど」
と言うと、
「ありがとうございます」
の後になんと、
「もしお時間よろしければ、試乗もできますが、いかがでしょうか」
との予想外の展開に一瞬ひるむも、せっかくの機会なので試乗させてもらうことにした。


「お待ちいただく間に、アンケートにご記入いただけますか」
と、アンケートをもらい、来客用ブースへ。まもなく、男性店員が登場。名刺をもらい、アンケートを渡す。
「試乗ということで、車の準備はできてますので、どうぞ」
と車までご案内。玄関を出るとき、
「いってらっしゃいませ、○○(名字)様」
と言われ、またひるむ。


玄関の前に車が止めてある。GS450hである。
まず鍵の開け方の説明を受ける。キーを持ってドアの取っ手にふれると鍵が開くことに驚く。そして某氏は運転席へ、私は助手席へ。席の調節はサイドのボタンで調節できます、ということで、ボタンを押すと、じわじわと座席が動き、これまた驚く。肝心のシートの感触は、さすが、というか、高級車だけはある座り心地。シートは若干低め。


いよいよエンジン始動。ボタン式に「うをーすごーい」と妙な感動を覚える。ボタンを押すと、ハンドルがちょうどいい位置まで移動してくるのに驚く。ボタンを押しエンジンがかかったわけだが、車内はエンジンがかかっているのかどうかもわからないほど静かなのである。車が動き始めるまで「本当に(エンジンかかってて)動くのか?」と思うほど。現在我が家の車もホンダのハイブリッド(初期型)で、ハイブリッド車のエンジン音の静けさはそれなりに知っているつもりだが、レベルはそれ以上である(当たり前だが)。で、お店から左手にでて、ぐるっと一周して帰ってくる。


お店に帰ってくると、
「お飲み物を」
と、メニューを見せてもらう。紅茶だけで数種類あるのがさすがといおうか。アールグレイエスプレッソをお願いし、カタログをみながら、説明を受けたりいろいろ聞いてみたりする。接客態度は、物腰も柔らかく、あまり悪い感じは受けなかった。


帰り際、席を立つ際に
「今後何かございましたら、何なりとお申し付けください」
と言われ、カタログとDVDをもらう。
玄関を出る時に
「○○(名字)さま、ありがとうございました」
と言われ、またひるむ。
もちろんお見送りは玄関までではなく、車で店を後にするまで。


家に帰るなり、
「あの車はいいなあ・・・」
「あの値段だけのことはある」
と、二人してため息ものである。あの快適さはやみつきになりそうである。ましてやあの接客態度である。大衆車に乗り慣れている身には、まさに夢心地。あんな車が手元にあったらなあ・・・と、人には見せられないような顔で思いを張り巡らし、勝手に舞い上がっていると、なんとレクサスからありがとうございましたメールが。細かいというか丁寧というか。そしてまたため息をつくのである。


いいと思っても、やっぱり夢は夢。現実問題として、燃費や維持費のことを考えると、そこはやっぱり高級車である。そんなことは気にしないという人がこんな車を買うんだろうなあと思う、今日この頃。


「現実」を考えるあたり、まだまだ「夢」である。